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2013/02/05

明日への希望を奏でるピアノ

130205

通院先の病院ロビーにある1台のピアノです。

日曜日の朝、NHKのラジオで、ダウン症、そして先天性右手欠損(右の手首から先がない)という、重複障害を持つ青年 鈴木凛太朗さんが紹介されていました。

凛太朗さんは、その障害を持ちながら、音楽が大好きで、子供の頃、ピアノを習い始めました。

「ピアノ? じゃあ左手だけで?」と、思うところですが、11歳の時に出会った先生のお陰で、両手で演奏できるようになったそうです。

そして、18歳になった2009年には、「第2回国際障害者ピアノフェスティバル」に参加、ベートーベン「悲愴」第2楽章を演奏。

楽譜が読めない凛太朗さん、1小節を覚えるのに1カ月かかることも。5分30秒の「悲愴」は、2年をかけてマスターしたとのことです。

詳しくは、お時間があれば、是非、鈴木さんのお母さんによる第46回NHK障害福祉賞優秀作品「明日を信じる」をご覧ください。
 ※第46回NHK障害福祉賞優秀作品「明日を信じる」鈴木 真己子 ~第2部門~
 http://www.npwo.or.jp/library/award/2011/46_yusyu_suzuki.pdf

凛太朗さんの演奏を、You tubeあたりで聴けるかなと思ったのですが、残念ながら見つかりませんでした。機会があれば、一度聴いてみたいです。

そうそう、仙台にも、凛太朗さん同様に右手首から先が無いピアニスト千葉貴利さんがいらっしゃいます。
 ※YOMIURI ONLINE 音のパラリンピック
 http://www.yomiuri.co.jp/zoomup/zo_081001_01.htm

毎年仙台の定禅寺通りを中心に開かれる「とっておきの音楽祭」のプレイベントで、千葉さんが演奏するビル・エヴァンス(ジャズ・ピアニスト)の“Waltz For Debby”を初めて聴いた時には、思わず目から涙が溢れてしまいました。
 ※とっておきの音楽祭 http://totteokino-ongakusai.jp/

オリジナル曲ですが、千葉さんの演奏は、見つけました。

千葉さんも、うんとうんと努力をされたのでしょうね。そうやって、一見、不可能と諦めてしまうことも可能になる。そして、人を感動させ、勇気づけることができる。なんと素晴らしいことでしょう。

すぐに弱音を吐き、諦めてしまう自分が恥ずかしいです。

ラジオで紹介された、「障害があっても、未来があって、可能性がある」という、お母さんの言葉に感動しました。

彼らとは同じことはできないでしょうが、希望持ち、明日を信じて自分なりにコツコツと歩んでいけたらと思います。

今日は、長々とごめんなさいm(_ _)m

☆ Today's Photo
  PENTAX Q10/02 STANDARD ZOOM
  エフェクト:モノトーン

***今日より明日が、より良い日でありますよう!***

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コメント

おはようございます
ハンディがあっても好きな事に打ち込めばなる
ようになるんですね ハンディがあるからこそ
打ち込めたのかも知れませんが・・・ 

何回か訪問してますがピアノには気がつかなかったなぁー・・・
これは誰か担当の人がいるんですか?

父の実家になくなった従兄弟の声楽家が使っていたフランスの
ピアノ・・・プリミエールがありました。
今は誰も引く人がいないはず・・・・??

「明日を信じる」読みました。
私も凛太朗さんのピアノを聞いてみたいです。
千葉さんのピアノも素敵ですね。
メローディが言葉のように何かを話しかけてきます。
一生懸命に生きることって、素晴らしいと感じました。

今日は、素敵なお話をありがとうございました。
柔らかい日差しに照らされたピアノ、彼らのことを優しく応援していらっしゃるチャトラさんのお気持ちが伝わってくるようです。

カメラ夢遊さん、こんにちは。
色々な分野で、ハンディがあるからこそ、その感性が磨かれたという話をよく耳にすることがあります。。
最初から出来ないと諦めてしまうか、どうしたら出来るかとチャレンジするか、まったく違った道を進むことになるのでしょうね。

るーちゃんさん、こんにちは。
昨年秋にお出でいただいた際、1階で珈琲を飲みながらお話したテーブル、そのすぐ脇にあります。
担当者とは演奏する人のことでしょうか? この場所で、時々ロビーコンサートがあるようです。実際に聞いたことはないですが、その歳に使用しているかもしれません。

プリミエール、高級なピアノなのでしょうね。そう言えば、これはどこのものか見ていませんでした。今度見てみますね。

Maruさん、こんにちは。
「明日を信じる」をお読みいただきありがとうございました。
苦悩する日々の中から希望を見出し、前向きに歩いていらっしゃるお母さんの言葉に、胸が熱くなりました。
凛太朗さんの努力もすごいですが、やはりお母さんや先生など、周りで支える方々の存在が大きいのですね。

私が彼らを応援しているというより、彼らに応援されているのでしょうね。
自分はハンディを持って大変だと思っても、彼らに限らず、もっと大変な状況でも、前向きに一生懸命生きている人たちがいるのですね。それを励みにして生きていきたいと思います。

チャトラさん、こんばんは。
努力して努力して、普通の何倍もの時間をかけて習得出来た時の喜びは大きいのでしょうね。
嫌いな事はそこまで努力できないでしょうから、いくら大変でも好きなことが見つかる人は幸せだと思います。
以前、片腕でピアノを演奏されている舘野泉さんのピアノを聞いたことがあります。
音楽のことはわからないですが、でもとても感動したのは覚えています。

私より7歳下の従妹が音大を出ていて、その家にはブランドピアノがありました。
その従妹が24歳で亡くなってしまった後も叔母は手放すのが寂しいと言って残しておきました。
でも最近、叔母夫婦も80歳を過ぎて身の回りを片づけ始め、長年弾かれることもなく置いてあったピアノはタダ同然で引き取られてゆきました。
こちらのピアノの写真を見て思い出してしまいました。

希望を持ち、明日を信じて・・・そうありたいものですね。

esikoさん、こんにちは。
そうですね。困難と思っていたことが、出来た時の喜びは大きいですね。本当に何でも良いから、好きで打ち込めることを持つことが大切だと思います。大袈裟かもしれませんが、それが明日を生きるための大きな希望となるのかもしれません。
今、舘野泉さんの演奏を、Youtubeで聴いてきました。歳のせいか、涙腺の緩くなった私、目頭が熱くなりました。機会があったら、実際の演奏を聴いてみたいです。

従妹さん、若くして亡くなられたのですね。叔母さんご夫婦も、思い出の詰まったピアノを手放された時は、さぞお辛かったでしょう。今頃、どなたかの手によって蘇り、美しい旋律を奏でてくれているといいですね。

僕は西田敏行さんが大好きなんですが、ピアノを見るたびゆ もしもピアノが弾けたならっておもいます。なんか切ないけれど暖かい写真ですね。なんか暖かくなふりだけで寒さがもどってきそうです。ご自愛下さい

tkcさん、こんにちは。
この写真は、ノイズが乗ったのですが、逆にやわらかい感じに撮れて、結構気に入った一枚になりました^^

西田さん、いいですよね。私も、この記事を書いていて、「もしもピアノが弾けたなら・・・」の曲が頭の中に流れてきました。鍵盤弾ける人、ほんと羨ましいです。

気温の上がり下がりがエレベーターのようです。tkcさんも、どうか体調管理にお気を付け下さいね。

東京オリンピクの頃からフィンランドに暮らした舘野泉、以前からファンでしたし、彼のお蔭でフィンランドのピアノ曲に親しみました。 彼がピアノのための右手を失ってから10年になりますね。
なぜこの人にこんな災難が、と思ったものです。
でも、人は進んでゆくのですね。

ブゾーニの編曲したバッハのシャコンヌは素晴らしいですが、ブラームスがクララ・シューマンのために書いたという「左手のためのシャコンヌ」も同等の価値を感じます。

我が家の車はBMWで、そのナンバーは「1004」です。 BWV1004-5シャコンヌを意識したものです、駄洒落のようですが、舘野泉を応援する気持ちもちょっぴり込めたものなんです。

わたしは困難を受け入れられるような人間ではありませんので、僅かばかりの応援しか出来ませんが。

iwamotoさん、こんにちは。
iwamotoさんも、舘野泉さんをご存じだったのですね。
私のような凡人が身体機能を失ったのとはまた比べ物にならないくらい、舘野さんにとってはお辛い出来事だったでしょう。
その困難を乗り越えてこられたのですから、本当に強いお方なのですね。

そして、その困難は、iwamotoさんのように、陰日向で支えてくれる方がいらっしゃればこそ、乗り越えてこれたのではないかと思います。

鈴木真己子です。凜太朗の母親です。
2/5のブログ、偶然みつけました。気恥ずかしさと、驚きと、何よりも…拝読していて涙がでてきました。ありがとうございます。
もっと早く気づいていれば…。
3/11~16迄仙台・名取・亘理町へ演奏に伺いました。体調やご都合もおありでしょうが、きっと事前にご連絡を差し上げれましたのに。今頃すみません。

18年前の阪神・淡路大震災を経験したものとして(私たち家族が受けた被害は小さいものですが)、
何かお伝えできないかと、障がいのある4名の仲間で伺ったのです。県の助成金をいただいての3度目の仙台でした。
11日には演奏ではご一緒できませんでしたが千葉くんとも久しぶりにお会いしたのですよ。やっぱりどこかでつながれるんですね。
私はどうあがいても当人にはなれないので現時点ではYoutubeなどUpしていません。
もしよろしければ、メールアドレスにご連絡いただけましたら、改めてご連絡いたします。

鈴木真己子様
はじめまして、当blog管理人のチャトラです。
コメントいただきありがとうございました。
返信がすっかり遅くなってしまい、申し訳ありません。
まさか鈴木さんご本人からコメントを頂けるとは、大変驚き、そして大変感動しております。こちらこそ、本当にありがとうございます。
勝手に記事で取り上げさせていただき、また、その内容は適切だったろうかと、心配しております。
続きは、メールさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

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